【ファンキー通信】マンガが読めない子供たちへ・・・

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 難しい純文学が「頭に入ってこなくて、わかんなぁ〜い」というのなら、まだ同意できよう。がしかし、「マンガが難しくてわかんなぁ〜い」ってのはどういうことだ!?

 最近は「ふきだし」や「コマ割」など、マンガを読み進めるためのルールを理解できず、マンガを読むことができない子供がいるのだという。「コマ割」がわからないってのは、まあ、今まで一切マンガに触れたことがないチビっ子なら仕方ないのかもしれないが、「ふきだし」がわからないって・・・マンガの要じゃないの! 一体なぜこんな現象が起こってしまっているのだろうか?

 「インターネットや携帯電話、ゲームなど、マンガとは別の文法を持った紙媒体以外のビジュアル情報が増えたことが一番の原因だと思います。マンガの読み方は誰かに教わるものではありません。マンガに触れる機会が減れば、マンガの文法に慣れ親しむ機会が減るわけですから、読むときに戸惑いを覚えるのは当たり前なんです」(京都精華大学マンガ学部 吉村和真助教授)

 確かに一昔前まではインターネットや携帯電話は今ほど普及しておらず、ビジュアル的なエンタテインメントといえば、マンガやアニメ、ゲームぐらい。「マンガ=超ポピュラーな娯楽」と捉えていた子供も少なくなかったであろう。そんなわけで、マンガの約束事は、楽しんで読んでいくうちに自然と身についていったはず。

 「マンガの読み方がわからない子供がいる」ということ自体も心配なのだが、ニッポンの誇り高きマンガ文化が衰退していってしまうんじゃないか!? そこんとこ、大丈夫なんでしょうか?

 「読めない子どもがいるからといって、マンガ好きの人口が減ってきているというわけじゃないんです。確かにマンガ雑誌の売り上げは減っているのですが、単行本の売り上げは好調。つまり、特定の愛読マンガしか読まない人が増えているんですよ」(同)

 特定のマンガしか読まない人が多いとなれば、市場自体が小さくなってしまうのは否めないが、まあ、でも、ひとまず安心しました! マンガやアニメでは、どこの国にも負けたくないもの!(遠藤麻衣/verb)

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