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ワールドカップ(W杯)の熱気が高まる!(上)

ワールドカップ(W杯)の熱気が高まる!(上)
 ユニフォーム姿で見学するサポーターたち。今年はぜひ優勝トロフィーを日本に。4日、東京・文京区の日本サッカーミュージアムで。(撮影:穂高健一)
【PJ 2006年06月08日】− サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の9日開幕まで、あと1日と迫ってきた。東京都文京区の『日本サッカーミュージアム』には大会が近づくにつれて、来訪者が急激に増えている。多くのひとは2002年の日韓共同大会の感動を呼び起こし、ドイツ大会での日本代表の勝利へと心を結び付けているようだ。熱狂的なサポーターのみならず、日祝日には子ども連れの家族、平日にはサッカーをくわしく知りたい中高年者など多数で、来訪者が途切れることはない。

 同ミュージアムの、ジェネラル・マネージャーの小野沢洋(46)さんから、話を聞くことができた。まず設立目的を聞いてみた。「ひとつは日韓大会で得た、収益金をふくめた有形・無形の財産を生かすことでした」と語る。「もうひとつの目的は、日本サッカー界の永年の念願だった記念館・博物館を造り、日本サッカー界の伝統、現状を伝え、未来への情報発信の場とすることでした」。二つの目的が重なり合って2003年12月に『日本サッカーミュージアム』が開館したと教えてくれた。約2年半経った今年5月には、14万人の来訪者(有料ゾーン)を迎えたという。

 サッカーは、誰でもどこでも簡単にできる、フェア(公平)をうたうスポーツである。だから、世界で一番盛んなスポーツ。しかも、用具はほとんど使わない。ボール、ユニフォーム、スパイクのみ。小野沢さんはわかりやすく説明してくれる。

 これらを反映して、このミュージアムにはビジュアルな展示物が多い。とくに多目的ホールのヴァーチャルスタジアムは見応えがある。ハイビジョン映像による、ワールドカップの熱狂と興奮の再現が行われている。スポーツの感動はつよく胸にひびく。スクリーンに上映された選手の涙とともに、泣かせられる。「興奮の場面を何度も観にくる、リピーターが多いんです」と来訪者の特徴を教えてくれた。

 同ミュージアムのもう一つの特徴は、球をけるグランドを付設していないことだ。「ここではサッカーの本質をビジュアルに知ってもらい、ボールを蹴るのは知識を持ち帰った、ピッチでやってもらう」。学習の場でなく、面白いサッカー、世界のサッカーを理解して、楽しんでもらうところ。そのように位置づけていた。

 小野沢さんから、ドイツ大会のTV観戦のワンポイント・アドバイスをもとめてみた。「ワールドカップには、世界のトップレベルが集まっています。3大会連続出場の日本だが、簡単に勝てる試合は、一試合もありません。勝利に向かって、一試合ずつやっていくのみです」と語る。サッカーは不確定要素が多い。「ゴールがなかなか生まれないが、90分のなかに、不確定な魅力がいっぱい詰まっているんです」とサッカーを愛する心で、熱っぽく語る。

 「二週間は、毎日のように試合があります。昼夜が逆転し、生活時間帯が狂いますから、体調には十二分に気をつけてください」と注意をうながす。ドイツと日本との間には7時間の時差がある。キックオフは日本時間の午後10時から午前4時。決勝戦も午前3時。日本を含めた32チーム(開催国・ドイツを含む)による、約一カ月間の長丁場、観るほうもコンディションに気をつけたいところだ。【つづく】

■関連情報
日本サッカーミュージアム
東京都文京区本郷3−10−15 JFAハウス
03−3830−2002
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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