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サルでも分かるWeb2.0の世界観

【PJ 2006年05月15日】− 2005年の中ごろから、次第に注目されているキーワード「web2.0(うぇぶにーてんれい)」。この言葉の意味をご存知でしょうか。「ウェブ進化論」なる本がベストセラーにもなり、読んだ方は何となくその概念が分かったかも知れないが、少なくとも、ブラウザやOSの新しいバージョンでも無ければ、視力検査の結果でもない。

 web2.0というのは簡単に言うと、次世代のインターネットサービスの方向性やインターネットの構成する仕様の概念などを示す言葉だといえる。また、技術の組み合わせ方やサービス提供の方法なども同時に議論されており、明確に定義されていないが、このWeb2.0で語られていることには、それらのなかに共通事項があるため、Web2.0がどのような概念なのか、以下を読み進めると何となく理解できるだろう。

 これまでのインターネットサービスがWeb1.0という世界の中で行われており、これからのインターネットサービスがWeb2.0の世界と言うことだが、それでは、Web2.0になるとどうなるか、例を示して説明してみる。

「利用者が情報提供者」
Web1.0:コンテンツプロバイダや個人などのサイト運営者による一方的な情報提供。
Web2.0:ブログや口コミに代表されるような、利用履歴がそのまま他ユーザーのコンテンツになる。

「ユーザー主導の情報の整理ができる」
Web1.0:サイト提供者が分類するカテゴリに従って、Yahoo!ディレクトリのようにユーザーが情報を探す。
Web2.0:ユーザーの利用につれてブックマークが整理されていくソーシャルブックマーク。

「より高度なサービス」
Web1.0:HTML、CGIなどを使ってインターネットサービスを提供。
Web2.0:Ajax、DHTMLなどの技術を用いて、よりリッチなサービス。GoogleMapやGmailなどが例として挙げられる。

「脱2:8の法則」
Web1.0:「2割の商品が売上の8割を占める」的な市場原理が働いていた。
Web2.0:Web1.0でいうところの「8」側のニッチな商品と顧客基盤でビジネスが動く。

「みんなが言うことが正しい」
Web1.0:信頼できる情報提供者が発信する情報が正しく、著作権により守られている。技術は特許により守られている。
Web2.0:Wikipediaのように、多くの人が発信する情報の信頼性が高まるような情報が作られ、それを享受できる。

 このように、一方的な情報提供で情報を配信するのは、Web1.0的ではあるが、ご了承いただきたい。サーバやコンテンツ同士がシームレスに連動し、インターネットが社会性をもったネットワークになっていくというと、分かりにくいかも知れないが、まずは「livedoor Reader」「Googleデスクトップ」「Googleマップ」各種SNSなどを体験してみて、この世界観を考えてみてはいかがだろうか。

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 石川 一舟【 神奈川県 】
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