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東京23区最大の『鯉のぼり大会』!防犯と防災に寄与
2006年05月05日07時58分 / 提供:PJ
【PJ 2006年05月05日】−
いま、東京下町の墨田区が注目されている。2011年の地上デジタル波放送にむけた、『すみだタワー』が決定した。完成すれば、間違いなく東京の新名所になる。同区には両国国技館、江戸東京博物館などがある。
『こどもの日』の名所として見逃せないのが、東京23区で最大数の鯉のぼりを揚げる『すみだ鯉のぼりフェア』だ。今年で10回目。最長の鯉のぼりは12メートル、最小の鯉は10センチ。全部で355尾が隅田川に面した、都立東白鬚(しらひげ)公園の上空で泳ぐ。数が多いだけに豪快だ。
主催は『すみだ鯉のぼりフェア実行委員会』(カット倶楽部)で、後援は墨田区文化観光協会と墨田区社会福祉協議会。協力は向島警察署、向島消防署。期間は4月25日から5月10日まで、朝の9時から夕方4時まで。約3万5000人の見物客がくると見込む。
4日は警察署の特別防犯イベントで、ミニパトカーと白バイの試乗会と自転車用防犯ネットの配布がおこなわれた。親が白バイにまたがった子どもの記念写真を撮っていた。5日は消防署の特別防災イベントとして起震車での地震体験、はしご車の実演、初期消火、救急救命の訓練がおこなわれる。ほかにも津軽三味線、模擬店、丸太切り、親子によるフリーマーケット、ちびっ子ジャズ大会、墨田区と台東区の少年交流野球(8チーム)と盛り沢山だ。
企画開催の『カット倶楽部』の坂井紘彌(こうや)さんから話を聞いた。「購入した鯉のぼりは1尾もいません。全部、寄付されたものばかりです」と前置きした。「最初の2年間は準備期間でした」。坂井さんはまず一般家庭に眠る、鯉のぼりを集めはじめた。約150尾集まると、同場所で、鯉のぼり大会を開催した。それから10年が経つ。集めた鯉のぼりは約600尾。永年使っていると、強風で鯉のぼりの口元が破れたり、破損したりする。だから毎年、補充しないと減少してしまうという。
いまでは墨田区のイベントとなったことから、広報活動も広く、インターネットによる認知から栃木県、新潟県、茨城県など関東一円から鯉のぼりが送られてくる。なかには手紙が添えられている。『いま50歳になる子が生まれたときに、購入した鯉のぼりです』と想いが語られている、と教えてくれた。
355尾の鯉のぼりを泳がす、最大の苦労はロープ張り。企画:開催の『カット倶楽部』のメンバーは約55人いるが、期間中は交代で15人ずつ出る。「子どもさんが直接手で鯉のぼりにふれられるように、低いロープ張りにも気配りもしているんですよ」と説明を受けた。
18年度のカット倶楽部のイベント行事は、毎月第一日曜日の『墨堤通り青空フェスティバル』、すでに終わった『さくら堤通り花祭り』、7月末からの『すみだサマーフェスティバル』、年末の『すみだイルミネーション』、さらには大晦日と三が日の『初詣リサイクルフェア』と、年間で6つの大きなイベントを開催する。
PJは取材を通して、「和と輪を広げよう私たちのまち」という酒井さんの地域想いの精神には敬服させられた。『カット倶楽部』の名の由来について聞いてみた。「私は元理容師。だから、カット」という説明には納得。坂井さんは理容師をたたみ、喫茶店をやりはじめた。このとき、地域で「何かやろう」と仲間を集め、まずフリーマーケットを開いた。それが軌道に乗ったから、「今度は鯉のぼりだ」と目をむけたという。
一人の元理容師の発案が、いまや23区で最大級の『すみだ鯉のぼりフェア』にまで発展したのだ。そのうえ、警察の防犯活動や消防の防災活動と結びついている。坂井さんはさらに夜間防災訓練、避難所体験も実施しているというから、驚きだ。
墨田区は防災意識の高い行政で知られている。関東大震災では大きな被害を受けた地域。過去からの見聞だけでは意識を支えきれない。坂井さんたちの発案を行政が率直に受け入れるから、地域住民が前向きになれるのだろう。【了】
■関連情報
問い合わせ先
カット倶楽部
事務局:東京都墨田区堤通2−7−24
03−3619−8888
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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『こどもの日』の名所として見逃せないのが、東京23区で最大数の鯉のぼりを揚げる『すみだ鯉のぼりフェア』だ。今年で10回目。最長の鯉のぼりは12メートル、最小の鯉は10センチ。全部で355尾が隅田川に面した、都立東白鬚(しらひげ)公園の上空で泳ぐ。数が多いだけに豪快だ。
主催は『すみだ鯉のぼりフェア実行委員会』(カット倶楽部)で、後援は墨田区文化観光協会と墨田区社会福祉協議会。協力は向島警察署、向島消防署。期間は4月25日から5月10日まで、朝の9時から夕方4時まで。約3万5000人の見物客がくると見込む。
4日は警察署の特別防犯イベントで、ミニパトカーと白バイの試乗会と自転車用防犯ネットの配布がおこなわれた。親が白バイにまたがった子どもの記念写真を撮っていた。5日は消防署の特別防災イベントとして起震車での地震体験、はしご車の実演、初期消火、救急救命の訓練がおこなわれる。ほかにも津軽三味線、模擬店、丸太切り、親子によるフリーマーケット、ちびっ子ジャズ大会、墨田区と台東区の少年交流野球(8チーム)と盛り沢山だ。
企画開催の『カット倶楽部』の坂井紘彌(こうや)さんから話を聞いた。「購入した鯉のぼりは1尾もいません。全部、寄付されたものばかりです」と前置きした。「最初の2年間は準備期間でした」。坂井さんはまず一般家庭に眠る、鯉のぼりを集めはじめた。約150尾集まると、同場所で、鯉のぼり大会を開催した。それから10年が経つ。集めた鯉のぼりは約600尾。永年使っていると、強風で鯉のぼりの口元が破れたり、破損したりする。だから毎年、補充しないと減少してしまうという。
いまでは墨田区のイベントとなったことから、広報活動も広く、インターネットによる認知から栃木県、新潟県、茨城県など関東一円から鯉のぼりが送られてくる。なかには手紙が添えられている。『いま50歳になる子が生まれたときに、購入した鯉のぼりです』と想いが語られている、と教えてくれた。
355尾の鯉のぼりを泳がす、最大の苦労はロープ張り。企画:開催の『カット倶楽部』のメンバーは約55人いるが、期間中は交代で15人ずつ出る。「子どもさんが直接手で鯉のぼりにふれられるように、低いロープ張りにも気配りもしているんですよ」と説明を受けた。
18年度のカット倶楽部のイベント行事は、毎月第一日曜日の『墨堤通り青空フェスティバル』、すでに終わった『さくら堤通り花祭り』、7月末からの『すみだサマーフェスティバル』、年末の『すみだイルミネーション』、さらには大晦日と三が日の『初詣リサイクルフェア』と、年間で6つの大きなイベントを開催する。
PJは取材を通して、「和と輪を広げよう私たちのまち」という酒井さんの地域想いの精神には敬服させられた。『カット倶楽部』の名の由来について聞いてみた。「私は元理容師。だから、カット」という説明には納得。坂井さんは理容師をたたみ、喫茶店をやりはじめた。このとき、地域で「何かやろう」と仲間を集め、まずフリーマーケットを開いた。それが軌道に乗ったから、「今度は鯉のぼりだ」と目をむけたという。
一人の元理容師の発案が、いまや23区で最大級の『すみだ鯉のぼりフェア』にまで発展したのだ。そのうえ、警察の防犯活動や消防の防災活動と結びついている。坂井さんはさらに夜間防災訓練、避難所体験も実施しているというから、驚きだ。
墨田区は防災意識の高い行政で知られている。関東大震災では大きな被害を受けた地域。過去からの見聞だけでは意識を支えきれない。坂井さんたちの発案を行政が率直に受け入れるから、地域住民が前向きになれるのだろう。【了】
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カット倶楽部
事務局:東京都墨田区堤通2−7−24
03−3619−8888
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パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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