【ファンキー通信】弱肉強食の時代、萌えは萌えでも武器萌えだ!

写真拡大

 人気RPG「ファイナルファンタジー」シリーズに登場する回復アイテムが実際にドリンクとして商品化され、巷で話題になっている。ゲーム中のアイテムが実際の商品となってコンビニ等に並んでいるのを見ると「うわっ! ゲームの世界が現実に!」とテンションが上がったりします。アイテムや武器に夢中になるのって一種の「萌え」なんですかね?

 と思っていたところ、萌えの聖地・秋葉原には、いかにもゲームに出てきそうな模造武器を独自に商品開発し、販売するショップがあるという情報をキャッチ。これは萌えは萌えでも武器萌えだ! と思い、実際に商品を扱っているお店「武装商店」さんに話を聞いてみました。

 武装商店さんでは、どんな商品を取り扱っているんですか?

「銃や剣に限らず、武器っぽいものならなんでも取り扱っています。このお店は2005年7月にオープンしたのですが、日夜新商品を作り続けているので、たくさんのラインナップがあります。見た目は普通のホウキや杖だけど、実は刀になっていたりする、いわゆる『仕込み』も多数取り揃えていますよ」(武装商店 店主)

 なるほど。ちなみに武装商店さんの売れ筋ベスト3は・・・。
第1位 仕込竹箒
(竹箒に刀身を仕込んだもの。様々なサイトで紹介され人気を集めている・9200円)
第2位 伸縮剣
(伸び縮みする剣。中国では早朝の太極拳演舞等で用いられる・1570円)
第3位 八寸鉄扇
(これからの暑い日々に重宝しそう。扇子なので普段も持ち歩ける・8320円)、、

 店内には人気商品、話題の品が所狭しと陳列されている。武装商店で模造武器を買って「装備」し、RPGゲームの主人公になりきってみたり、友達を集めて役柄ごとに装備と服装を変えてコスプレするのも楽しそう。ひょっとして、これからアキバには武器萌えブームが来ますかね?

 「いや、来ないんじゃないですか(笑)」(同)

 とは言いながら売り上げ1位の「仕込竹箒」は店頭でも通販でも売れに売れているらしい。これはもはや、アキバの新名物? 

 オタクの街から、今や最新カルチャータウンになりつつある秋葉原。今後も目が離せない。(梅田カズヒコ/verb)

■関連リンク
武装商店