【ファンキー通信】「優柔不断な人は損!」が証明された?

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 「お腹空いたね〜。何食べよっか?」「私、何でもいい。アナタが決めて」「いや、私も何でもいいよ。アンタが決めてよ」・・・友人や恋人と出かける度に、このような会話を繰り広げてしまう人はいないだろうか? どちらか一方がスパッと決められればスムーズなのだが、こういう時に限って両者とも優柔不断だったりする。そして、しまいには険悪なムードに。ああ、優柔不断とは何て厄介な性格であろうか・・・。
 
 イギリスの心理学者たちが発表した調査結果によると、優柔不断な性格は厄介なだけでなく、要らぬ損までしてしまうらしい。

 彼らの行った調査法は、次の通り。まず4台の車を用意し、対象者たちにその中から好きな1台を選ばせる。その際、半数の対象者には考える時間を豊富に与え、あと半数にはパズルを解かせながら選ばせるというハンデを課した。ここまで読むと「後者の方が損するに決まってんじゃん!」と予想しがちだが、実はこのパズル、ハンデにはならなかったのである。用意された4台のうち1台は圧倒的に優れており、しかもそれに関する情報を提供していたにも関わらず、考える時間を与えた人の方が選択を失敗している率が高かったのだ。

 この結果について、イギリスの心理学者たちは「面倒な問題ほど、何かに気を取られて忙しくしている時の方がうまく対処できるのだ」と分析しているのだけれど・・・。ここはぜひ、日本の専門家の感想も聞いてみたい。ということで、1日に約1500ものアクセス数を誇る老舗ウェブサイト「幸せのホームページ」の開設者である、自称「幸せオタク」の本多時生さんにお話を伺ってみた。

 「『ある程度考えたら、それ以上考えても無駄』ということでしょうか。余計なことを考え過ぎて、判断を誤る結果になることがあるのでしょう。長い時間考えると、否定的な要素を多く検討することになり、購入後もそのことを思い出して不満を感じるのかもしれません」(本多時生さん)

 優柔不断な性格を改善する方法はあるんでしょうか?

 「優柔不断は性格ではなく、そういう考え方の習慣があると考えた方がいいでしょう。とても迷う時の自分の考え方のクセを知り、改善を心がけるといいです。迷った時にお勧めするのは、『とても迷うということは、どちらを選んでもいいのではないか』と考えることですね。『あちらを選んでもよし、こちらを選んでもよし』と考えられれば、少しは楽に決断できるのではないでしょうか」(同)

 なるほど。確かに自分の中で「これは性格なんだ」と意識してしまうと、改善できるものも改善できなくなってしまう。優柔不断から逃れて決断力を得るには、「楽に生きること」が大事なのだ。(安田明洋/verb)

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