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四月だ!ハイキングだ!心構えだ!

四月だ!ハイキングだ!心構えだ!
春がすみの奥多摩の山々。ハイカーが増えてきた、日の出山(902メートル)・東京都で。(撮影:穂高健一)
【PJ 2006年04月02日】− 奥多摩や丹沢の山では広葉樹のつぼみがはちきれそうだ。週末にはハイカーの姿が増えてきた。このさきツツジ、山桜、山吹など、1週間ごとに花の種類が増えてくる。野山に出かけるのには最高の季節となった。

 春山の特徴は天候が変わりやすく、冬に逆戻りすることだ。低山でも気温の低下で雪が舞う。春の突風で行く手を阻まれ、身動きができず遭難することもある。あなどれない。30余年の登山歴を持つPJが、いくつかアドバイスをあげておこう。天気予報は数日前からしっかり見ておこう。午後から天気が崩れる場合、どこで打ち切るか、つねに逃げ道を考えたハイキングをしよう。

 山は道に迷うものだ。登山のベテランはつねに地形と地図とを見比べているから、道に迷えば、すぐ気づく。5分、10分後ならば、引き返すことなど苦ではない。しかし、山行歴を自慢するハイカーのリーダーでも、地図と磁石を使いこなせないひとが実に多い。道に迷うと、現在地がわからず彷徨してしまう。メンバーの一人が捻挫でもすれば、たちまち日没に遭遇する。

 『懐中電灯(ヘッドランプ)は忘れてはならない。非常食と同様に重要な必需品だ』。人間は明かりがないと、恐怖心に襲われる。闇の道では一歩もあるけない。ライトがあれば心強い。

 『飲料水はつねに最後の一口分、二口分を残しておこう』。水筒が空になると、人間は冷静さを失い、疲労が増し、遭難の原因になる。沢があれば、早めに水を補給しておこう。

 『大きなゴミ袋を二、三枚持参すれば、命が助かる』。遭難した場合、木陰や岩陰で、ビニール袋をかぶれば、夜露が避けられる。外気が急激に下がっても、体温の維持ができる。安くて軽いゴミ袋が簡易テントに早代わりだ。

 『携帯電話は過信しない』。奥多摩の低山でも、NTTドコモは通じる場合が多いが、他のメーカーは通じ無いことが多く、相互交信ができない経験は何度もしてきた。会話はできなくても、ふしぎなことにメールは通じることがある。バッテリー維持を心がけ、稜線に出てからメールで交信しよう。

 『遭難したら、谷を下るな、山頂に登れ』。これは鉄則だ。沢を下れば、滝などに転落する危険がある。捜索隊がさがしにくい。山頂にいけば、まず道があるものだ。疲労困憊ならば、山頂で救助を待つ。ヘリコプターなどに発見してもらいやすい。

 これらを念頭におくだけでも、山の危機管理となる。あとは余裕ある行程で、仲間と楽しい会話のハイキング。草木が冬の衣から脱皮するように、人間も日ごろのストレスが発散できるし、心身ともにリフレッシュできる。春日差しを浴びる、マイナスイオンの山にでかけてみよう。【了】  
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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