今週のお役立ち情報
子供とお年寄りに注意!下町路地は出会い頭で事故(上)
2006年03月21日12時27分 / 提供:PJ
【PJ 2006年03月21日】−
春の全国交通安全運動が4月6日から4月15日までの10日間行われる。東京・葛飾警察署では推進運動のひとつとなる「春の地域交通安全講習会」が3月15日からはじまった。葛飾署管内では9カ所で実施される。高年齢者や子どもの事故が多発しており、運転免許のないひとにも参加を呼びかけている。
一回目は3月15日夜6時半から、葛飾区立渋江小学校の体育館でおこなわれた。参加者の多くは年配男性だが、母親に連れられてきた小学生の女子児童もいた。交通安全協会による開会式挨拶のあと、『あなたの運転はなくて七癖』という交通事故防止ビデオをみた。「あなたは、自分の運転の癖をどのくらい知っているか?」と問いかける内容だった。運転者はわりに自分には癖がないと思っているが、実際には危険な癖を持っているようだ。
車が走り出してからシートベルトをつけるとか、走りながらミラーをなおすとか、片手ハンドルとか、クラクションを鳴らして徐行しないとか、一つひとつの癖と実際の事故とを重ね合わせた内容だった。『運転には、心の癖もある』といわれると、参加者はなにかしら心当たりがある顔をして見入っていた。たとえば追い越され、割り込まれると腹が立つ。ムカッとして冷静さを失い、事故を起こしやすいとか。気持ちが焦ったり、思考が別のところにあったりすると、注意力が散漫になり信号機を見落とし、事故につながる。納得させられる事例が多い映像だった。
ビデオに続いては葛飾警察署交通課長による、安全講話があった。重点項目を四つあげた。まずは『子どもと高年齢者の事故防止』だった。昨年度の都内での交通事故死亡者が289名。そのなかで高年齢者が100名で、34パーセントも占めていたという。「交差点では『青』でも、左右をよく確認してから一歩を踏み出してください。もちろん信号無視はしない。夜間は明るい服装で外出してください。同時に、着衣や靴に反射材をつけてください」と具体的な安全対策を述べた。
次は『二輪車の交通事故防止』だった。今年はすでに葛飾署管轄内で178件の交通事故が発生している。そのうち60件は二輪車。最も多いのが交差点での、出会い頭の事故。乗用車に乗っていると、二輪車は小さく遠くに見えてしまう。これが危険な錯覚で、バイクは目測よりもスピードが速く、交差点のなかで激しい衝突事故を起こす原因となるという。
三番目が『自転車の安全利用の推進』だった。昨年度の管轄内の交通事故は1022件で、自転車による事故が465件。約五割に迫るほど高い。免許が要らない自転車でも交通ルールを守って欲しい、と強調する。四つ目は『シートベルト・チャイルドシートの正しい着用の徹底』だった。事故に遭ったとき、着用していた場合と、していない場合とでは生存率が10倍違うという。
都内では今年に入って3月14日までに、すでに51人の死者(昨年は46人)が出ている。「車を乗る人、自転車を乗る人、歩く人」みんなが安全を心がけてほしいと、交通課長はつよく訴えていた。【つづく】
■関連情報
問い合わせ
葛飾警察署交通課 03−3695−0110 内線4112
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
一回目は3月15日夜6時半から、葛飾区立渋江小学校の体育館でおこなわれた。参加者の多くは年配男性だが、母親に連れられてきた小学生の女子児童もいた。交通安全協会による開会式挨拶のあと、『あなたの運転はなくて七癖』という交通事故防止ビデオをみた。「あなたは、自分の運転の癖をどのくらい知っているか?」と問いかける内容だった。運転者はわりに自分には癖がないと思っているが、実際には危険な癖を持っているようだ。
車が走り出してからシートベルトをつけるとか、走りながらミラーをなおすとか、片手ハンドルとか、クラクションを鳴らして徐行しないとか、一つひとつの癖と実際の事故とを重ね合わせた内容だった。『運転には、心の癖もある』といわれると、参加者はなにかしら心当たりがある顔をして見入っていた。たとえば追い越され、割り込まれると腹が立つ。ムカッとして冷静さを失い、事故を起こしやすいとか。気持ちが焦ったり、思考が別のところにあったりすると、注意力が散漫になり信号機を見落とし、事故につながる。納得させられる事例が多い映像だった。
ビデオに続いては葛飾警察署交通課長による、安全講話があった。重点項目を四つあげた。まずは『子どもと高年齢者の事故防止』だった。昨年度の都内での交通事故死亡者が289名。そのなかで高年齢者が100名で、34パーセントも占めていたという。「交差点では『青』でも、左右をよく確認してから一歩を踏み出してください。もちろん信号無視はしない。夜間は明るい服装で外出してください。同時に、着衣や靴に反射材をつけてください」と具体的な安全対策を述べた。
次は『二輪車の交通事故防止』だった。今年はすでに葛飾署管轄内で178件の交通事故が発生している。そのうち60件は二輪車。最も多いのが交差点での、出会い頭の事故。乗用車に乗っていると、二輪車は小さく遠くに見えてしまう。これが危険な錯覚で、バイクは目測よりもスピードが速く、交差点のなかで激しい衝突事故を起こす原因となるという。
三番目が『自転車の安全利用の推進』だった。昨年度の管轄内の交通事故は1022件で、自転車による事故が465件。約五割に迫るほど高い。免許が要らない自転車でも交通ルールを守って欲しい、と強調する。四つ目は『シートベルト・チャイルドシートの正しい着用の徹底』だった。事故に遭ったとき、着用していた場合と、していない場合とでは生存率が10倍違うという。
都内では今年に入って3月14日までに、すでに51人の死者(昨年は46人)が出ている。「車を乗る人、自転車を乗る人、歩く人」みんなが安全を心がけてほしいと、交通課長はつよく訴えていた。【つづく】
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