5日に行われたセリエA第23節は誤審が相次いだ。審判分配委員のマテイ氏はこの事態を重く見ており、ユーベ対ウディネーゼ戦の主審アントニオ・ダッティロと線審コンティーニ、リボルノ対メッシーナ戦の主審ロベルト・ロゼッタと線審イバルディ(ドイツW杯線審に選出)に対し無期限休職処分を言い渡した。

ユーベ対ウディネ戦ではユーベFWデル・ピエロのゴールがオフサイドであったことが見落とされた。またリボルノ対メッシーナ戦ではメッシーナ選手のファールをリボルノDFガランテのハンドと誤審、メッシーナへPKを与えたことが特に問題視されている。

試合結果はユーベ対ウディネーゼが1−0、リボルノ対メッシーナが2−2となっており、誤審が勝敗に大きく影響した。