小学生の「お年玉」、相場はいくら?──小学館(本社・東京都千代田区、相賀昌宏社長)は18日、2006年の小学生お年玉取得金額の調査結果を発表した。

 同調査は、小学館が運営する子どもを対象にしたマーケティングリサーチサービス「おしえて ネットくん調査隊」の登録者を対象に、06年1月5日から10日までの間に実施し、小学生の回答のみ抽出、894の有効回答を得た。

◆小学生の平均は、2万4527円
06年にもらったお年玉の総額を尋ねたところ、「1万5000円−2万円」がもっとも多く、全体の20%を占め、「1万円−1万5000円」「2万円−2万5000円」がそれぞれ約15%と続いた。04年、05年も同水準で推移している。また、0.2%と少ない割合ではあるが「10万円以上」と回答した小学生もいた。

◆お年玉はおじいちゃん、おばあちゃんから
お年玉をくれた人別の平均金額をみると、「別居している祖父母」「その他の親戚」で1万円を超えるのに対し、「おうちの人」は約5000円に留まった。

◆お年玉は、「おうちの人にあずける」が増える
「今年もらったお年玉の使い道」についての質問には、「ゲームソフトを買う」(33.6%)「すべて貯金する」(33.1%)「本を買う」(28.7%)と、05年と同じ順で並んでいる。4位と前年同位だが大きく割合を増したのが「おうちの人にあずける」(28.2%)で、3%の伸びとなった。【了】

■関連リンク
小学館