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本当は、もう終わっている野菜の高値?!

【PJ 2006年01月15日】− 大寒波の影響により、昨年末から生鮮食品、特に野菜類が高騰し家計を直撃している。これは、寒波の影響により作物が直接被害を受けたり、生育が遅れる、あるいは輸送機関の乱れで的確な流通ができなくなるなどの理由で、消費地への生鮮品の入荷量が減少するためだ。

 テレビのニュースでは未だに、スーパーの野菜売り場で高値の付いた野菜を前に困惑している買い物客を映し出していた。そして、キャベツが平年に比べ50数パーセント、ネギで40数パーセント高くなっている、動物園では餌の野菜の手当てに困っている、などとセンセーショナルに伝えていた。

 ところが、野菜や果物などが産地から出荷され、競売が行われる各地の卸売市場では、ブロッコリーなど一部のものを除き、ほとんどのものが平年の価格より安くなり、逆に生産者が頭を抱える状況となってきている。年明け以降、すでにこの傾向となってきていた。それは、寒波の影響の少ない産地からの入荷や、輸送交通の乱れの解消に加え、高騰しすぎた小売価格の影響で消費量が落ち込んだためと、大阪の卸売市場関係者は見ている。

 ではなぜ、スーパーなど小売り段階では未だに高騰しているのか?それは、意識的に小売値を下げないようにしているからである。そこには、せっかく上がった小売値を出来得る限り維持し、利益を確保しようという思惑が見て取れる。この様なことは、今に始まったことではない。かなり以前から行われているようだ。その度に、生産者価格と小売価格の余りにも大きいギャップに、生産者は歯痒い思いを強いられている。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 野田 神吉【 兵庫県 】
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