日本海側は引き続き大雪

東北地方の日本海側や北陸地方では、24日にかけて引き続き大雪のおそれがある。12月に入ってから各地で記録的な積雪になっており、気象庁は大雪やなだれに警戒を呼び掛けている。

　23日は、北海道の東海上の低気圧が次第に東へ遠ざかり、日本付近の強い冬型の気圧配置はやや緩んでくると思われる。一方、上空5200メートル付近で大陸から南下している氷点下42度の寒気が、23日夜遅くには本州の日本海側に近づき、24日は東北地方から東日本の上空を通過する見込み。

　このため、東北地方の日本海側や北陸地方の山沿いを中心に、24日にかけて引き続き大雪になるおそれがある。23日夜遅くから24日にかけては、東海地方や近畿地方の平野部でも雪の積もる所がある見込み。

　24日午前６時までに予想される24時間の降雪量は、いずれも多い所で、東北地方の日本海側、北陸地方、長野県、岐阜県で50−60センチメートル、近畿北部、関東北部、北海道で30−40センチメートル。【了】
　
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