7日、東京都新宿区の早稲田大学・大隈講堂前で、ホワイトバンドのメッセージを「よさこい」で伝えようと演技する「R-TASTe」のメンバー。(撮影:東雲吾衣)

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 早稲田大学の学生に「ほっとけない」おもいを伝えようと7日、「ホワイトバンドよさこい@早稲田」が東京都新宿区の早稲田大学・大隈講堂前で開催された。同イベントは「ワセダ・ホワイトバンド週間」の一環として開かれたもので、よさこい集団「R-TASTe」が「貧困を考えるきっかけに」と、熱のこもった演技を繰り広げた。

 「ワセダ・ホワイトバンド週間」は、白いリストバンドをつけてつけて「貧困撲滅」の意志を世界に伝えようというキャンペーンの一環で、早稲田大学の学生12人で活動する「TEAMホワイトバンド」によって主催されている。「ホワイトバンドよさこい@早稲田」も、ホワイトバンドを身につけ「よさこい」を踊ることで「貧困撲滅」のメッセージを早大生に伝えようと企画されたものだ。そのほかのイベントとしては、早大周辺のカフェや学食などで、9日まで「ホワイトバンド写真展」が開催されている。

 「よさこい」の衣装は、ホワイトバンドをイメージした特別仕様のもので、「白いものを身につけることで、貧困撲滅のメッセージを発信しよう」というホワイトバンドの本来の意味も表現しているという。

 「R-TASTe」代表の吉田さんは「貧困を考えるのは難しいが、体を張って一生懸命踊っている姿を見て、言葉を超えたメッセージが伝わってくれれば」と「よさこい」でホワイトバンド・キャンペーンを後押しする意義を語った。

 「R-TASTe」は、12月23日から開かれる「YOSAKOI RAVE 2005」で「ホワイトバンドよさこい」を披露する予定。【了】

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