26日、J1リーグ33節が開催され、首位G大阪が敗れ、首位を陥落した。前節2位だったC大阪は、終盤まで横浜にリードしていたが、終盤に追いつかれ1−1のドロー。だが、勝点1を上積みしたことで、首位に躍り出た。

 一方、3位鹿島は清水と2−2のドロー。またG大阪を破った千葉が勝点3をプラスし、同じく磐田を下した浦和も勝点を56まで伸ばした。この結果、優勝争いは首位C大阪が勝点58、2位G大阪が勝点57、さらに勝点56で浦和、千葉、鹿島が並び、最終戦となる34節に向け、5チームが優勝の可能性を残す大混戦となった。

 また、熾烈な残留争いを繰り広げていた柏と東京Vが直接対決。柏が5−1と圧勝し、16位が確定。入れ替え戦の進出が決まった。同時に東京Vは最終節を待たずに降格圏の17位が確定。これで、93年のリーグ発足以来、一時はJリーグの盟主と言われた名門クラブの史上初となるJ2降格が決まった。