画像提供:株式会社HORI

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 ず〜っとゲームをしていると、「オレ、バーチャルの世界に行って戦いたい。キャラを通してじゃなくて、自分自身でエネミーを倒したい」なんて思うことありません? 仕事の息抜きにゲームをしているときなどは、現実から逃げたくてこんなことを考える人も少なくないでしょう。

 「●トリックス」みたいに、頭にチップを埋め込んで戦闘機能を装備したいとは思わないけど(痛そうだから)、なにかワンポイント装着して自分の身体に特殊機能を備えたい、そしてエネミーを倒したい、・・・そんなアナタの現実逃避を応援してくれるマシーンが誕生しました。その名も「オレコマンダー」だ!

 「オレコマンダー」は、ユニークなゲーム周辺機器を数多く手がける株式会社HORIが提案する「ペリボーグ」の第1弾商品。「ペリボーグ」とは、「プレイヤー自身に周辺機器の機能を装備させたら、ゲームライフがもっと充実するのでは?」というコンセプトを元に生み出されたゲーム周辺機器シリーズだ。「オレコマンダー」はいったいどんな機能を僕らの体に装備してくれるのだろうか?

 「一言でいうと、装着型連射装置です。連射したいときに手に装着します。指を曲げると振動するようになっていて、必要なときに必要なだけ連射できます。どんなゲーム環境でも使えますよ。秒間20連射可能なので、あの某ファミコン名人(歌も上手で、最近CDも出した、あの名人)の16連射を上回るスキルが手に入ります。もっとも某ファミコン名人は素手で16連射ですが・・・」(株式会社HORI・森川さん)

 秒間20連射って、目にも留まらぬ速さで指が動くんだろうな・・・。確かにこんなに連射できればすぐクリアできそう。でも近頃のゲームって、連射しなきゃいけないシーンがあまりないのでは?

「確かに少なくなりましたね。でも連射は連射ゲームでだけ使うのではなく、いろいろな使い方をするようになってきています。例えば、ロールプレイングゲームをしているとセリフがたくさん出てきて、ワンボタンで更新していかなければならないときがありますよね? そういうときはボタンをずっと連射して早く進ませるんですよ。あとは場面の合間に出てくるミニゲームのときとか。細かいところで連射が必要な場面、結構ありますよね?」(同上)

 ほほう〜、最近では「連射」を自分なりに応用するのですね。中には、「オレコマンダー」を連射で使うだけでなく、目が疲れたときなどにマッサージ器として使うプレイヤーもいるのだとか。振動が3段階切り替えになっているので、マッサージ効果もなかなかあなどれないそうですよ。(文/verb)