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躍動感溢れるアート ライブペイントの競演

躍動感溢れるアート ライブペイントの競演
ライブ・ペインティングするフジイミツグ氏 (撮影:東龍治)
【PJ 2005年09月08日】− 渋谷区の国立代々木競技場第一体育館で7日、「Live PAINTING at FRONTIER」が行われた。カジュアル系アパレルの合同展示会「フロンティア東京」でのイベントで、音楽に合わせて即興でアートを仕上げるというライブペインティングを、新進のアーティスト9人が、6日から8日の3日間に分かれてパフォーマンスを行った。そんなアーティストの中、異色の経歴の持ち主であるフジイミツグ氏のステージを見ることができた。

 フジイ氏は、現在43歳。36歳の時、勤めていた工場をリストラになり、当時としては珍しい3DCGの売り込みを始めたが、コネも経験も無い挑戦はなかなかうまくいかなかった。しかし転機は意外な所から訪れた。趣味でやっていたキャラクターデザインが注目され始めたのだ。その後数年で一流企業の依頼が来るなど活躍の場を広げ、現在、京都を中心に各方面で活躍している。

 フジイ氏のパフォーマンスは、一言で言えば大胆不敵。見ている側は「これで絵になるの?」とドギマギしながら見ていると…ものの30分で作品に仕上がる。今回の作品は、フジイ氏の産み出したキャラクター「ダニー君」の宇宙遊泳。その困ったような表情は、なんとも憎めない。氏は「あんまり宇宙ものは描かんのやけどなあ」と言っていたが、その出来映えはまさに圧巻。画面から勢いが伝わってくる。

 フジイ氏はこのようなライブペインティングについて、「生き甲斐だとか大きな事は言われへん」「チマチマ描いててもなかなか世には出られない」と突き放したように言った。しかし、「人に見られて描くのは気持ちがいい」「やはり後ろで(観客が)見ているのでは全然違う」と語ってくれた。その臨場感溢れるアートはライブならではであると記者も感じた。

 絵画やイラストはその完成品を見るもので、その製作過程を見る機会はあまり無い。しかし音楽やDJとのコラボレーションは、新しいアートの世界を切り開く可能性に充ちている。まだまだなじみのないアートかもしれないが、一度見ればその魅力に気づくはず。ぜひ一度ご覧あれ!【了】

フジイミツグ氏オフィシャルサイト


※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 東 龍治【 東京都 】
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