【ファンキー通信】美人家庭教師No.1は誰だ? T-1グランプリ

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 KだのMだの冠にイニシャルを付けたコンテストは、あちこちで開催されていて、真新しくはない。しかし、いま一風変わった「○-1グランプリ」が、ネットを中心に大きな話題となっている。それがT-1グランプリだ。

 T-1の「T」はTeacherのT、つまり先生。しかも先生は先生でも、家庭教師のNo.1を決定するイベントなのだ。主催しているのは、家庭教師派遣業の最大手「家庭教師のトライ」。

 家庭教師のトライでは、通常の家庭教師サービスに加え、「トライ@HOME」というインターネットを介して勉強を教える、新しい家庭教師サービスを行っている。実際に家まで来てもらうのではなく、ウェブカメラやヘッドセットマイクを使って、モニターに映る先生から教わるのだ。また朝9時から深夜1時までの間なら、好きな時間にアクセスして授業が受けられる。そして条件検索をして好きな先生を選ぶことができるのも、このサービスの特徴だ。

 T-1グランプリでは、そんなトライ@HOMEに登録している51名女性教師の中から、No.1を決めようというのだ。

 参加の方法はこうだ。まずは申し込みをし、51名の教師の中から1人の教師を選ぶ(申し込みの締め切りは8月19日までで、先着500名。対象学年は小3から高3までとなっている)。そして実際にその教師によるトライ@HOMEの授業を受けるのだ。授業を受けたら1回につき100ポイントが与えられ、そのポイントを投票。このとき、実際に授業を受けた教師だけではなく、授業を受けてみたい先生などにも投票することができる。あるいは100ポイントを数人に振り分けることもできる仕組みになっている。

 そして、8月31日の段階で最も多くポイントを獲得した教師が、見事T-1グランプリ初代チャンピオンに輝くというわけだ。しかも、決定した1位〜3位の中で、それぞれ最も多くポイントを投票した人には、その教師から今度は直接、授業を受けられるという特典が付くのだ。

 しかし、なぜこのT-1グランプリが盛り上がっているのか、まだピンと来ないだろう。その秘密は51名の女性教師が綴るブログにある。各先生の自己紹介ページには、プロフィールのほかブログが設けられていて、先生たちが日常生活を綴っているのだ。家庭教師の先生といっても、普段は学生生活を謳歌している彼女たち。この内容がかなり赤裸々で、素顔を垣間見ることができるのだ。そのためアクセスが殺到していると思われる。

 グランプリに選ばれた、あこがれの先生に勉強を教えてもらえるなんて、まさに夢のよう。学生のみなさん、この夏はT-1グランプリで学力アップしてみては? いい夏の思い出が作れるかもしれませんよ。(文/verb)

T-1グランプリ
http://t1gp.jp/