「gooリサーチ」を共同で運用するNTTレゾナントと三菱総合研究所は21日、「“第3のビール”飲酒動向」調査の結果を発表した。“第3のビール”を飲んだことがある人は56%で、「自宅でよく飲む」と答えた人は20%だった。両社では「ビール・発泡酒とは異なる新しいジャンルとしての認知が進んでいることがうかがわれる」と分析している。

 “第3のビール”とは、酒税の基本となる麦芽に代わり、大豆ペプチドなどを原料に使って税率を低く抑えたビール風味アルコール飲料の俗称。調査は5月27日−30日に行われた。方法は非公開インターネットアンケートで、2186人から回答があった。

 “第3のビール”について「内容を知っている」は37%、「言葉だけ耳にしたことはある」は49%で、認知度は86%と高かった。引き続き飲みたいと考える人は8割を超え、「おいしくない」「キレがない」など低い評価をする人はかなり少なかった。ただ、飲み始めた理由としては「価格の安さ」をあげる人が92.2%と圧倒的で、「味のおいしさ」をあげた人は1%。両社は「“第3のビール”を飲んでいる人の高い評価が伝わっていないのがわかる」としている。【了】

■関連リンク
livedoor TREND- 第3の生 アサヒ「新生」を試飲レポート