ネットリサーチサイト「DIMSDRIVE」を運営するインターワイヤードは21日、「人材派遣サイト利用実態調査」の結果を発表した。派遣業務の仕事を何らかの方法で探したことがある人のうち、約半数が人材派遣サイトを「利用したことがある」と答え、さらにその約半数が転職サイトを併用していた。また、認知度が最も高いサイトは「リクナビ派遣」で、最も満足したサイトには「[en]派遣お仕事情報」が選ばれた。

 調査は4月、インターネット利用者1万3638人(男性45.9%、女性54.1%)に対して実施。そのうち、何らかの方法で派遣業務の仕事を探したことがある5004人(男性28.5%、女性71.5%)に対して、人材派遣サイトの利用実態についてたずねた。

 人材派遣サイトを利用したことがある人は2781人(55.6%。内訳は男性27.5%、女性72.5%)だった。うち56.3%が転職サイトを併用しており、イ社は「人材派遣サイト利用経験者にとって、正社員の求人に対するニーズが存在していることがうかがえる」と分析している。

 派遣サイトを利用したことがある人に、「名前を聞いたことがある」サイトをたずねたところ、「リクナビ派遣」(80.3%)がトップだった。以下、「テンプスタッフ」(79%)、「パソネット」(73.9%)、「オー人事ネット」(72.3%)「[en]派遣お仕事情報」(72.2%)の順。

 また、「最も満足しているサイト」をたずねたところ、1位は「[en]派遣お仕事情報」(14.1%)で、理由としては、“情報量が多い”、“検索しやすい”、“定期的なメールマガジンで新しい情報が得やすい”などがあがった。認知度で1位だった「リクナビ派遣」(7%)は2位で、「パソネット」(3.8%)、「リクルートスタッフィング」(2.8%)、「ジョブチェキ!」(2.7%)と続いた。【了】

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