菓子類の輸入・製造・卸の正栄食品工業<8079>が20日発表した05年4月中間期連結決算は、経常利益が前年同期比11.8%減の12億4500万円だった。米国産プルーンの大減産により原価率が上昇したことなどが響いた。

 売上高は同0.9%増の343億4700万円。栗製品などが不振だったが、ナッツ類や乾果実類が堅調に推移した。純利益は、04年4月期に比べて特別損失が小さかったため、同11.1%増の7億2300万円となった。

 通期の売上高は前期比1.4%増の665億円、経常利益は同2.7%増の18億5000万円、純利益は同26.1%増の10億円を予想している。【了】

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