日産自動車<7201>が2月にインドのムンバイに設立した販売会社が16日、本格的に事業を開始した。

 新会社名はインド日産で、日産自動車が99.76%出資し、従業員は11人(うち3人は日本人で、8人はインド人)。日産車の輸入や販売ネットワークの管理、ディーラーへの販売支援、アフターセールス支援を行う。社長には海外の営業を担当してきた本廣好枝(もとひろよしえ)氏が就任、日産グループの役員クラスでは初の女性となった。

 日産は市場拡大が予想されるためインドを重要視しており、すでに04年8月よりスポーツ・ユーティリティー・ビークル(SUV)の「エスクトレイル」を投入している。【了】

■関連掲示板
日産自動車