国立情報学研究所(東京都千代田区、坂内正夫所長)は2日から、同研究所内の学術総合センターで「オープンハウス」を開き、日ごろの研究・開発の成果を一般公開している。3日まで。

 同研究所は、情報学に関する総合研究と、学術情報の流通のための先端的な基盤の開発と整備を行う大学共同利用機関。ネットワーク、ソフトウェア、マルチメディアなどの基礎から応用までの研究開発をしながら、大学や研究機関、民間企業と連携・協力して情報学の発展を目指している。

 研究者だけでなく、一般の人にも同研究所の試みを紹介しようと、研究所が開設された5年前から毎年開いている。ポスター展示などで研究プロジェクトを紹介するほか、漫画「北斗の拳」原案者の堀江信彦さんらによるコンテンツビジネスの最前線に関する講演会や、ジャズコンサートなども開く。

 入場は無料。講演会やコンサートなどは国立情報学研究所のウェブサイトから申し込みが必要。【了】