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教師の老朽化目立つ 若手に広き門を(2)

【PJ 2005年03月10日】− ところで、教師の給与って気になりませんか?学校によっても異なるが、私立校の場合、多いところで40歳過ぎで年収1000万円をもらう人もいるようだ。しかも学校で大した仕事をしなくても長くやっているだけで1000万円ももらえる。現場では、こういう人をリストラして若手を2−3人採用したほうがいいのでは、という言葉が飛び交うが、経営者はそういう考えはもっていない。

 一人の教員を勝手に辞めさせると、組合から苦情が出るなど、いろいろな理由があるようだが、一番の問題は「馴れ合い」だろう。雇用が人間関係だけで決まってしまっていたりする場合もあるようだ。簡単に言うと、仲良しクラブに入れれば雇うし、入れなければ辞めてください、という世界。このような実態は、あまり知られていないだろう。

 つまり、学校という閉ざされた世界なので、「なんでもあり」の状態になってしまっている。ある意味、ライブドアが参入しようとしたプロ野球界と同じかもしれない。教育という大切な役割をもつ学校にも、若い人が積極的に教育の場に参加できるように、雇用形態の見直しが必要ではないだろうか。

 ところで、居酒屋「和民」でおなじみのワタミフードサービスの渡邊美樹社長が、東京都文京区の郁文館高等学校の理事長・校長に就任し、話題になっている。そして、教員のリストラを容赦なく数十人もしたようだ。上場企業の社長が学校経営をするケースはまれであるが、教育の畑以外の人が参加する意義は大きい。

 渡邊社長は、生徒が夢を実現させるための教育を目指しているようだ。そして教員には、教師にその仕事内容に見合った給与を払うようである。「14ヶ月前、一日平均600人いた遅刻者がゼロになりました。」というこの学校、今後どうなるかが非常に注目される。

 学校という空間は、外部から人がなかなか入ることのできない、ある種、異様な空間であるのは確かなこと。学校内部の者も外部の人にあまり話さないし、外部の人も学校内部のことに立ち入ろうとはしない。実際、学校の中で行われていることは、謎のベールに包まれているのかもしれない。

 はたして、自分の子供が通っている学校のことを、詳しく知っている親はどのくらいいるのだろうか。最近では、企業も株主などに情報を開示することが義務付けられている。そのようなことが問われる中、学校内部の情報も、偏差値だけではなくもっと多くのことが、外部に開かれるべきではないだろうか。

 若い人がどんどん入り、教育の場を活性化して欲しいものである。【了】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 堀口 剛【 埼玉県 】
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