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教師の老朽化目立つ 若手に広き門を(1)

【PJ 2005年03月10日】− 今、少子化などで若手教師の門が狭くなっている。一般企業の会社員もそうだが、教師もほとんどの人が定年まで働くのでなかなか退職者が出ない。よって学校側も、新しく若い教員を採用する必要がなくなり、その結果、教員の平均年齢が高くなっていく傾向がある。

教育の場に新しい血が入りにくい状況
 
 教師の給与は、年功序列で歳をとるごとに上がっていくため、学校側が支払う負担は年々大きくなっていく。それに対する学校側の策として、教員を非常勤講師として採用する方法がある。この非常勤講師という制度は昔からある制度だが、専任教諭が正社員という扱いに対して、非常勤講師はちょっと待遇がよいパート・バイトという位置づけだ。

 学校はこの非常勤講師を多く採用し、コストダウンを図っている。さらに1年契約であることより、私立校の場合など、経営者が気に入らなければすく辞めさせたり、頑張ったら専任に採用するということを匂わせながら採用し、結局採用しなかったなどといういい加減なところもある。ちょっとしたことがクビにつながるという、雇用される側にとっては何とも不利な形である。

 この非常勤講師という制度、学校側が言うには、経験を積むのにいい機会という。しかし、思いっきり働きたい若い教員には、パートタイムの仕事はやはり物足りない。思いっきり若い力、情熱を生徒たちにぶつけたいのではないだろうか。

 ここで、学校側は、なぜ教員をリストラしないのか、という疑問が湧き上がる。実際、学校の場合、企業のようなリストラはほとんどない。その理由の一つとして、教師の仕事というのは評価がしにくいという性質があるからだ。テレビの番組なら視聴率というものがあるが、教師は視聴率のようなものはなく、個人が行った仕事を正当に評価する手段がないからである。【了】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 堀口 剛【 埼玉県 】
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