世田谷区役所で今日から11日の5日間、写真展「宮古島の自然」が開かれ、03年9月に発生した台風14号による宮古島の被害と復興の様子を伝えている。同島に住むアマチュアカメラマン新城定盛さんと、「災害はいつ起こるのかわからないので常に啓発したい」という区の危機・災害対策課の考えが一致し、企画が実現した。

 台風では、約800本の電柱が折れるなど、ライフラインの切断で一部の住民が長期間の不自由な生活を強いられた。会場には倒壊した建物や電柱の写真約170枚のほか、地元新聞の関連記事なども展示されている。【了】