伊東美咲

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ニューヨークを舞台に田村正和と伊東美咲による円熟した大人のラブストーリーが描かれる「ラストラブ」。
14年ぶりに映画出演となった田村正和がジャズのサックスプレイヤーを演じ、喪失から再生へと向かう男の人生を豊かに表現。そしてその主人公を支えるヒロインを伊東美咲が演じる。
その「ラストラブ」の完成記者会見が3月15日、東京の帝国ホテルで行われ、原作のYoshi、藤田明二監督、田村正和、伊東美咲、山中和記プロデューサーが登壇した。

藤田明二監督は、「若い女性が見ても素敵なラブストーリーだが、団塊の世代の男性に見てもらいたいラブストーリーに仕上がっている。ラブストーリーで大切なことは、男優に色気があること。田村さんは衰えることなく、ますます男の色気を感じた」と、14年ぶりに映画出演となった田村正和を賞する。

その田村正和は、「もともと松竹の大船で映画からスタートした。親の七光りで数本の映画を用意してくれたが遊びが忙しかったので映画に失敗した俳優だった。だから映画に対しては臆病になっていた。自分はテレビの世界で育ててもらったので、今回の映画ではテレビ用のカメラを使用してもらって1カット1カット丁寧に撮影したのだが、もう少し時間が欲しかった」と、自らの役者人生と今回の映画「ラストラブ」の撮影を振り返った。

そして伊東美咲は、「テレビドラマの田村さんの印象は素敵で優しいパパ。今回の映画はラブストーリーということで一人の男性と見たときに、すごくジェントルマンで心優しく方だった。年の離れた方との恋愛は考えたことはなかったので、本当にその人がつらい立場だったり弱さを見せたときに守ってあげたいという母性本能を感じた。だからこの映画によってこれからの恋愛感が変わるのではないかと思う」と、今回の「ラストラブ」の出演によって自らの恋愛感に変化が出てきたことを語った。

そして田村正和が、東京と大阪の舞台挨拶に出ることを約束して完成記者会見は終了した。

■スタッフ
原作:Yoshi
監督:藤田明二
脚本:龍樹
音楽:大島ミチル

■キャスト
田村正和、伊東美咲、森迫永依、片岡鶴太郎、ユンソナ、細川茂樹、阿部進之介、山崎一、高島礼子

■「ラストラブ」公式サイト:http://www.lastlove.jp/

6月16日より全国ロードショー
配給:松竹