和歌山県の実業家・野崎幸助氏が2018年5月、急逝した。2016年に「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男」を出版し、メディアでも取り上げられた。
だが最低限の相続財産(遺留分)を確保するための権利が妻にはあると弁護士
和歌山県田辺市は13日、遺言書に従い、寄付を受け入れる方針を明らかにした
妻の横暴ぶりに反発した遺族が、遺言書の無効を求める申立書を裁判所に提出
覚醒剤が死因とされるが、薬物常習の形跡もなく、摂取の経緯は未だ不明
事件から1年が経過したいま、和歌山県警は手応えを得ているようだと記者
警察は現在も捜査を続けており、ビールの空き瓶2000本などを押収し鑑定
捜査幹部は、今なお殺人か事故か、自殺なのか、判断を下せないと説明する
野崎氏を公私にわたり支えた監査役は、このほど野崎氏の「新妻」により解雇
死後2週間ほど経った後に遺書が発見されたが、その遺書に捏造疑惑が浮上
和歌山県警に新たな捜査班が結成され、元家政婦の女性が再び捜査線に浮上
和歌山県は大阪府警と協力し、故人の関係者に薬物関連の話を聞いているそう
2018年7月に野崎氏の会社を引き継いだ妻の登記が不可解だ、と専門家は指摘
事件後の2018年7月に、急死した夫が経営していた会社の代表に就任した妻
故人が経営していた会社の株を妻がすべて取得し、代表取締役に就任したそう
警察サイドが「何もやらないことはまずありえない」と犯罪ジャーナリスト
妻が10月26日付で野崎氏の会社の代表取締役として登記されていたと判明
5月に急死した「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助氏だという
10月26日時点で妻の名は登記簿未記載のため、横領罪などにあたる可能性も
事件から約5カ月がたち、県警は捜査の焦点を絞り始めているという
同書の中では「元愛人」が、野崎氏が覚醒剤を使用したことに言及している