太平洋と大西洋を結ぶ交通の要衝パナマ運河。その管理権はアメリカに帰属していましたが、1977年に結ばれた条約により、1999年12月31日にようやくパナマに返還されました。これによって通行料収入が直接パナマに入ることになりました。2005年に約10億ドル(約1000億円)と過去最高を記録した通行料収入は、2012年には約18.5億ドルと(約1850億円)と拡大を続けています。現在、進められている拡張工事が完成したら、通行料収入は一段と