衆院選で議席を大幅に減らした日本未来の党が、新たな苦境を迎えている。嘉田由紀子代表が、滋賀県知事と兼任していることについて議会で「公務に支障が出る」と猛批判を受け、「今後のことについては改めて熟慮したい」と、兼務を断念するともとれる発言をしたのだ。加えて消費増税についてのブレを指摘されるなど、今やボコボコ状態だ。そうは言っても、党内に残された衆院議員は、わずか9人。「新たな顔」をめぐる攻防が活発化