■汚職捜査へ対応 重責も自然体で1998年1月、金融界は激震に揺れた。前年の暮れ、大蔵省(現・財務省)から天下った日本道路公団(当時)の理事に対する大手証券会社の過剰接待が、東京地検特捜部に摘発された。その後、大手銀行による同省や日本銀行の幹部への過剰接待も追及され、連日、いくつもの銀行名がメディアで飛び交った。そのなかに、秘書室で頭取担当の秘書役を務めていた三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)も、含まれて