※この記事には映画「火車」の結末に関する内容が含まれています。映画「火車」の中で、いきなり姿を消した婚約者ソニョン(キム・ミニ)を探すムノ役のイ・ソンギュンが、出演を決めたのは2010年10月のことだった。しかし、投資もキャスティングも進展がなく6ヶ月という時間だけが過ぎ、その後も最も忙しい俳優の1人であるイ・ソンギュンはただ待ち続けた。「火車」の公開を控えたある日、ピョン・ヨンジュ監督が彼に聞いた。「一体