欧州や中国などの主要国に加えて、ブラジルやオーストラリアのような資源国においても、足元で経済成長率に減速感が見ら始めているが、その一方で、米国経済は比較的堅調さを保っている。リーマンショック後の景気回復局面で一時期話題となった「デカップリング論」は、そもそも新興国経済は先進国と経済的な繋がりが少なく、回復スピードが異なるというものであったが、現在では米国経済とその他の国がデカップリングをしている状