戦後最大の清純派スターにして大女優の吉永小百合。そのイメージはもはや神格化された次元に達している。そこに、「本当の小百合」を取り戻してほしいと、旧知の作家が一石を投じ、生い立ちから男性遍歴までを激白。その辛口エールは「サユリスト」の幻想を打ち破る、愛欲エピソードにあふれていた。 「そもそも発売前から『(出版は)おやめになったほうがいいですよ』という“警告”もありまして。男性遍歴など、昔