「情報漏洩」による不信感を募らせた原監督はやがて、「スパイ」コーチを敵視し始めた。 「あまり重要なことは相談しなくなりました。例えば代打は『この選手とこの選手の準備ができています』『調子がいいのはこの選手』などとヘッドコーチが監督に伝えるもの。ところが岡崎コーチが『こいつでいきましょう』と進言しても、『そんなのダメだ』と却下されることがあった。まぁもともと、原監督はコーチにはほとんど相談せずに自分