東京電力福島第一原発の事故処理に当たっていた作業員のうち143人と連絡が取れず、被曝量検査ができていない。さらにこの143人を含めた770人の検査ができていない。東京電力は、七次下請けまである現実を知りながら、三次下請けまでしか認めず、作業員の所属を偽らせていた。保安院は当然、このことを知っていた。にもかかわらず、放置してきた。以前の自民党本部の会合で、保安院は千数百人が作業に従事してきたと述べた