京都大学に始まった「入学試験問題流出事件」(*1)は、他の大学でも同様の事例が発見されるなど、各所に飛び火しており、犯人の目的はなんなのか。カンニングか?愉快犯か?などと、様々な憶測を読んでいる。まず、私の考え方の前提を言っておくと、カンニングが目的であったとするとして、私は「こうしたカンニングは、一生懸命頑張ってきた受験生たちの思いを踏みにじる行為であって、許せない」という立場には立たない。