マニフェストの「売り物」だった、群馬県・八ッ場(やんば)ダム事業の中止が、“腰砕け”に終わりそうだ。11月6日、国土交通大臣に就任して初めての現地視察を行った馬淵澄夫国交相が、地元自治体の首長らとの意見交換会の場で「『中止の方向』という言葉は今後使わない。いっさいの予断を持たず再検証を行い、平成24(2012)年度予算の概算要求時までには結論を出す」と表明したのだ。これまで、前原誠司・前国交相は「工