10月1日、菅直人首相が国会で所信表明演説をした。私はこれを聴き、翌日新聞に掲載された演説の全文を精読した。聴いているときも退屈であったが、活字を読むともっと大変で途中で投げ出したくなった。残念ながら、演説が人をひきつけないのだ。そう言えば、代表選挙の最後に、小沢一郎氏と共演した演説もそうであった。それはなぜなのか、いずれ別の機会に考えてみよう。今回の演説は、ところどころに首相の言葉を盛り込