『バベル』(06)でアカデミー賞にノミネートされたことから“世界の凛子”と呼ばれるようになった菊地凛子。それ以来、グローバルな活躍を続ける彼女だが、これまでの出演作『図鑑に載ってない虫』(07)や『斬KILL』(08)などを見ると、クセの強い役柄に扮することが多い。それもあってか、彼女の最新作『サイドウェイズ』(10月31日公開)で演じている女性役は、いつになく新鮮だ。ワインに酔った? こんな、けだるそうな表情もアカ