20代のアルバイト6人が労働組合に加入し、全アルバイト約1万人の残業代を法律どおりに是正させた──。こんな経験をした男性が16日夜、東京・青山で開かれた若年労働者らの集会で体験を話し、会社側に適法な賃金を支払わせる必要性を訴えた。体験を訴えたのは、ゼンショー(本社・東京都港区、小川賢太郎社長)が経営する「すき家」にアルバイトとして勤務する男性(28)。男性は2006年7月に東京・渋谷の店舗で勤務していた