大相撲夏場所4日目(15日、両国国技館)寄り切って勝利した貴景勝がその場から動けずにしゃがみ込む。右脚をかばうように歩き出し、ゆっくり蹲踞(そんきょ)して勝ち名乗りを受けた。支度部屋に引き揚げても風呂には入らず、右膝のやや内側を氷で冷やした。「大丈夫。痛めてない」。違和感が生じているのは明らかなのに、弱気な言葉は口を突かなかった。相撲自体は内容の濃いものだった。相手は直接対決で5連敗中の御嶽海