「リーフ」のリチウムイオン電池開発を行ってきた日産自動車出身で慶應義塾大学大学院の堀江英明特任教授と、三洋化成工業は、2021年秋にも、「全樹脂製」リチウムイオン電池の生産を開始するとした。新しい製造法を用いて機能性を高めた「全樹脂製」の電池で、大規模蓄電池の製造が可能のため、産業用などの幅広い用途での展開を目指す。10年後には電池事業の売り上げ規模を1千億円程度にまで拡大することを目標として掲げた。