今週は中国の劉鶴副首相がワシントンを訪れ、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン米財務長官と閣僚級貿易協議を行うため、両国の話し合いは重大局面を迎える。米国側は、知的財産保護や産業補助金、市場アクセスなど幅広い分野で3月2日までに合意できなければ、中国製品に新たな関税を課す方針だ。以下に両国の主な対立点や協議の結果が今後に与える影響などをまとめた。●米中は何を争っているのか米国の対中