ここ数年、「フェイクニュース」が世界的に大問題として扱われるようになった。ネットやSNS全盛の現代においては、まったくの嘘であっても、インパクトや完成度さえ高ければ情報は瞬時に広がり、人々はそれを信じてしまう。情報が氾濫するなか、そのひとつひとつを精査するコストを負担できる主体はもはや存在しない。経済合理性的にはフェイクニュースは増え続けるしかなく、倫理や道徳、はたまたジャーナリズムの精神だけではそ