ネットには闇もあるけれども、人を救う光もあるネットの酸いも甘いも知り尽くした著者の長年にわたるネット観察・実体験をベースとした、そこで展開されるくだらなくも素晴らしい人間の営みややり取りがこれでもか、とばかりに描かれる『仮想人生』。ネット中毒者にとっては「あるあるw」的展開が続くと同時に、慣れていない人からすれば新たな発見だらけで以下どちらかの感想を抱くことだろう。「うわっ、こわい……