野田篤司さんは宇宙航空研究開発機構(JAXA)のエンジニアで、未来の宇宙利用について日々考える。例えば、今年8月に特許を出願しプロジェクトとして動きはじめた人工衛星の大きさはなんと10センチメートル角。しかもその衛星の中からさらに小さな衛星がたくさん出て色々な働きをする。この構想は20年ほど前から考えていた。また、10年ほど前から研究が始まり昨年12月に打ち上がった超低高度衛星「つばめ」に関わる技術課題の解