「女性がメイクをするのは男ウケのため」と考えるのは大間違いだ。女性は社会に出ると「マナー」として化粧を求められる。女性に生まれたがゆえに、社会が求める装いをしなければならないのは理不尽とも言える。だがその理不尽を逆手に取り、「なりたい自分への扉」としておしゃれやメイクを追求する女性たちがいる。彼女たちの本音とは――。※本稿は、劇団雌猫『だから私はメイクする悪友たちの美意識調査』(柏書房)の「はじ