大学生の3人に1人が奨学金を借りるようになった。その反面、その返済が重しとなり、社会問題となりつつある。そんな中、大学の進学などで借りた奨学金の返済を企業が肩代わりする事例が増えてきた。新社会人にとっては奨学金の返済に追われず、安心して働けるようになる。企業側にとっては、優れた学生の確保に向けたアピールポイントにつながる。9割弱が返済必要な貸与型大学の学生向け奨学金は、家計基準などの制限が近年