旭化成ファーマ(東京都千代田区、青木喜和社長)は、血液凝固阻止剤「リコモジュリン」について、化学療法誘発性末梢(まっしょう)神経障害(CIPN)を対象とする臨床試験を米国や中国で始める検討に入った。日本ではCIPNの効能追加に向けた第2相臨床試験を実施中で、このほど創薬コンセプトを実証できたため、海外展開も模索していく。自社の国内売上比率が高い状況を踏まえ、海外事業の強化を図る。CIPNは、が