シャープはトンネルを脱けられるか――。2018年10月25日には前日発表の業績修正を受け、株価は一時前日終値比10.0%安の大幅下げを記録し、年初来安値を更新した。台湾の鴻海精密工業傘下で中国市場の販売拡大で回復を遂げてきたシャープ。しかしここへきてその成長力が疑問視され、先行き不安から売られる展開が続く。細かい浮き沈みはあるものの、全体的には1月12日につけた年初来高値(4205円)からの右肩下がりを脱せない状況